かぜ(その1)

かぜの定義と症状

かぜとは「急性のウイルス性の上気道感染症」です。咳・鼻・喉 の3症状が特徴です。
かぜについては明確な定義が決まっていないというのが正しい答えなのですが、コンセンサスが得られている定義としては、「急性のウイルス性の上気道炎」となります。
かぜを引き起こすウイルスは200以上あるとされ、ウイルスによって微妙に違った症状を
引き起こします。これらのウイルスを完全になくす薬は無いために治療法や特効薬がいまだ開発されていない病気でもあります。
かぜの診断は、症状から判断するしかないのですが、基本は「咳、鼻、喉」の3つの症状が「急性に、同時に、同程度」起きたらかぜと考えて差し支えありません。
かぜのもうひとつの特徴は「自然に治る」事です。平均1週間ほどでなおります。
基礎疾患のない通常の成人は3~10日間 症状が続きます。しかし、25%の人では、
2週間くらい何らかの症状が続くと言われています。

かぜ予防

かぜ予防に最も良いことは、「手洗い」です。石鹸と流水でしっかり洗うことが基本ですが、実際には1日に何度も手洗いすることは難しいものです。
そこで、タオルや水がいらない、速乾性手消毒薬が役にたちます。
外出が多い人や子供は携帯できるものがお勧めです。
消毒用エタノールは刺激性があるために、傷や湿疹など皮膚トラブルがある場合は使わないようにしましょう。
汚れている手に使っても効果は得られず、かえって汚れを塗りひろげてしまいます。
十分手洗いをして乾いてから使うようにしましょう。