ご注意ください!! 紫外線

地上に届く太陽光は、目に見える可視光線が52% 熱として感じるる赤外線が42%と、
目にもみえないし、感じることもできない紫外線が約5~6%です。

 

Q:紫外線とは?


紫外線のうち波長の長いもの(315-400nm)をUV-A・波長が短いもの(280-315nm)をUV-Bと呼びます。
1年のうちでもっとも紫外線が多いのは5月から8月です。(6月は梅雨のために一時少なくなります)

 

Q:紫外線は身体に悪いのですか?

太陽の光は私たちの生活になくてはならないものですが、健康上、さまざまな害を引き起こしていることをご存じですか?

日差しを浴びて数時間後に皮膚が赤くなることをサンバーンといいます。
これは、皮膚の血流量の増加が原因ですが、その引き金は、主にUV-Bによって細胞遺伝子に生じたキズです。メラニンが増え、皮膚が黒くなることをサンタンといいます。

紫外線を浴びつづけることにより、白内障になったり、光線過敏症がおきたりします。
サンバーンやサンタンは紫外線防止剤(日焼けどめクリームなど)で、防ぐことができますが、もっとも怖いのは、皮膚ガンです。

 

Q:皮膚ガンにはどんなものがありますか?

太陽度重なる紫外線被ばくは皮膚がんの発症やその進行を早めます。
世界で毎年、200万~300万の非黒色腫皮膚がん、または約13万2000の悪性黒色腫が発生しています。過去10年で、皮膚がんの発生率は増加しています。現在、北アメリカに住む人々の5人に1人は生涯のうちになんらかの皮膚がんを発症するといわれています。ガンの最も代表的なものは基底細胞ガン・扁平上皮ガン・黒色腫の3つです。
中でも、扁平上皮ガンと悪性黒色腫は注意が必要です。

 

Q:日焼け止めクリームにはどんなものがありますか?

大きく分けて、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を含むものに分けられます。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収し、それを別のエネルギーに変えることで、肌への侵入を防ぐものです。

原料=「オキシベンゾン」や「メトキシケイヒ酸オクチル」などのケミカルな原料

紫外線散乱剤とは、肌の表面で紫外線を散乱させ、紫外線をブロックします。一般的には、紫外線吸収剤より肌にやさしいといわれていいます。
原料=「酸化チタン」や「酸化亜鉛」などの天然系原料

Q:SPFとかPAとは何をあらわしているのですか?

 

【SPF】
SPFとはSun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で紫外線防御指数とも言います。
UVB波の防止効果を表す指標です。
紫外線を浴びた際にできる皮膚赤い斑点ができるまでの時間を何倍に長く出来るかを表したものです。
SPF30の日焼け止めを利用した場合、赤い斑点が現れる時間を30倍に延ばすことができるということになります。
具体例でいいますと、赤い斑点が現れるまでに20分程度かかる人がSPF30の日焼け止めクリームを塗った場合、20×30 = 600分。約10時間程度の日焼け止めの効果が期待できるということになります。
現在の日本では、SPFの上限は50+となっています。測定方法に限界があるため50以上の数値は信用性が低いと言うことで上限が設定されました。しかし、実際にははSPFが30以上の製品の効果には代わりがないのが実状のようです。

【PA】
PAとはProtection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略でUV-A防御指数とも言います。
UVA波の防止効果を表す指標です。
SPFが肌が赤くなる原因のを防ぐのに対して、PAは皮膚の黒化が起こる原因を防ぎます。
PAは、日本化粧品工業で効果により、次の3段階に分けています。
PA+ :PFA2以上4未満・UV-A防御効果がある。
PA++ :PFA4以上8未満・UV-A防御効果がかなりある。
PA+++:PFA8以上・UV-A防御効果が非常にある。

 

日焼けどめクリ-ムを選ぶときの目安

SPF20以下 日常生活
SPF20~30 通常の外出
SPF30以上 スポーツ・水泳など
お肌の弱い方などは、SPF30までのクリームを選ぶことをお勧めします。

 

Q:光線過敏症とはなんですか?

光線過敏症は一般に日光アレルギーと呼ばれています。
日光じんま疹:日光にさらされてわずか数分で現れるじんま疹、つまり大きくて赤く、かゆみを伴う発疹です。日光にあたって10分以内にじんま疹が皮膚に現れ、日光にあたらない状態になると1~2時間以内に消えます。このじんま疹が広範囲にできると、頭痛、体力減退、吐き気などを伴うことがあります。

化学物質による光線過敏:日光に短時間さらされた後に、皮膚に赤みや炎症、ときには茶色や青の変色が生じます。この反応は日焼けとは異なり、ある種の薬や化学物質を服用、または皮膚に塗った後で日にあたった場合にしか現れません。こうした化学物質には、一部の人を紫外線に対して過敏にする作用があります。かゆみを伴うじんま疹ができた場合、日光がきっかけで薬に対するアレルギーが誘発された可能性があります。

光線過敏症を起こしやすい主な薬剤
抗不安薬 アルプラゾラム クロルジアゼポキシド
抗生物質 キノロン系 スルホンアミド系 テトラサイクリン系 トリメトプリム
抗うつ薬 三環系抗うつ薬  抗真菌薬(経口薬) グリセオフルビン
血糖降下薬 スルホニル尿素系 抗マラリア薬 クロロキン キニーネ
抗精神病薬 フェノチアジン系   利尿薬 フロセミド サイアザイド系 
化学療法薬 ダカルバジン フルオロウラシル メトトレキサート ビンブラスチン
にきび治療薬(経口薬) イソトレチノイン 心臓の薬 アミオダロン キニジン
皮膚外用薬など 抗菌薬(クロルヘキシジン、ヘキサクロロフェン) 抗真菌薬 コールタール 香水
日焼け止め

 

Q:紫外線は眼にも影響がありますか?


 

老人性白内障は長い年月にわたってUV-BやUV-Aに曝されてきたことが主原因をいわれます。
また、もっとも一般的な紫外線による目の障害は雪目。雪面に反射したUV-Bに目を曝したことが原因の角結膜炎です。殺菌灯(紫外線UV-C)に直接目を曝した時にも角結膜炎が起こることがあります。し紫外線に目を曝してるときにはなんでもないのですが、数時間後に激痛が生じます。紫外線による目への障害はサングラスの使用でほぼ完全に防止できます。

 

 

もっと役立つ情報

 

紫外線 - 環境省

 

紫外線 対策とUVケア徹底ガイド